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布おむつを使おう

 「布おむつ」と聞くと、面倒ではないかしらと思うママが多いと思います。確かに布おむつ使用の場合、おむつ替えの回数は紙おむつ使用の場合に比べ2倍ほどになります。洗濯や後始末といった点も考えると紙おむつよりもママへの負担が大きくなります。しかし、赤ちゃんの視点から考えてみると、いつもサラサラな布おむつが出来るので、肌にも優しいですし、おむつかぶれといったトラブルもおきにくくなります。また、コストの面でも紙おむつに比べ、布おむつの方が少なくてすみますので、布おむつを否定するのではなく、知ることから初めてみてください。

布おむつのメリット・デメリット

メリット

■コストが安い
初期費用は結構かかりますが、紙おむつと比べると確実にコストは安くすみます。 子供が2人、3人と増えると、紙おむつとの差は何倍にもなります。
■ゴミが出ない
布おむつは洗濯をして使いまわすので、紙おむつと違ってゴミが出ません。 クロは紙おむつでの子育てですが、ゴミの約半分は紙おむつです。ゴミが出ない分、環境にもやさしいのです。 洗濯時の水道、電気代がかかりますので、昔のように手洗いしていたときほどではありませんけどね。
■買い出しに行かなくていい
一度紙おむつをそろえると、ずっと使いまわしをするので、買出しに行く手間がありません。 はっきりいって、紙おむつの買出しは大変です。大きくて重たい紙おむつを、赤ちゃんと二人で買いに行くのは大変です。
■肌に優しい
布なので、赤ちゃんの肌にやさしいんです。 敏感肌の赤ちゃんも安心して使えます。紙おむつは、紙という名のビニールおむつですからね。
■かぶれない
こまめにおむつ交換をするので、かぶれる可能性は低くなります。 ただ、紙おむつと比べると吸収力は劣るので、こまめに交換しなければ逆にかぶれやすくなります。

デメリット

■おむつがえが大変
紙おむつは、片手でおむつを広げてさっとおしりにあてれますが、布おむつだと多少の手間がかかります。
■家事の時間が増える
布おむつは、使いおわるとつけ洗いをして洗濯し、干してたたまなければいけません。確実に家事の時間は増えますよね。
■漏れてしまう
布おむつは、紙おむつと比べるとやっぱり吸収力が劣るので、モレの頻度は紙おむつより高くなります。
■夜が大変
布おむつが汚れると、夜も昼も関係なく泣いてしまうので熟睡できません。 夜だけ紙おむつを使用したり、おむつライナーを使用したりと工夫が必要です。
■外出するとき、荷物がかさばる
ただでさえ赤ちゃんとの外出には荷物が多くなりますが、おむつ一式を持って行くとなると、さらに荷物がかさばります。 また、吸収力やフィット力に欠けるので、こまめにおむつ交換しなければもれてしまいます。

布おむつの種類・必要なもの

布おむつを使用するとき、必要なもの

布オムツ
オムツカバー(身長により適用サイズあり。50cm,60cm,70cm,80cm,90cm,50〜70cm,60〜70cm,60〜80cm等)
バケツ(蓋つきが2つあると便利)
洗剤(液体洗剤が手間がなくて便利)
オムツライナー(あるととても便利。紙でも布でも。)
オムツ干し(オムツ用でなくとも干せるものがあれば。)

布おむつの種類

 布おむつで子育てしようと思っても、布おむつは1種類ではありません。 紙おむつと同じで、各メーカー、商品ごとの特徴、機能が異なります。 主なものとして、さらしを輪に縫った日本古来の形・アメリカなどでよく使用されている三角おむつ (輪に縫ってあるおむつでも三角おむつの形にあてることはできます) ・簡単にあてられる成形おむつ・おむつとカバーが一体になった一体型おむつの4つがあります。

@輪に縫ってあるおむつ
さらしを輪の形になるように縫ってあり、これをたたんであて、おむつカバーをします。 輪になっているので、干しやすく、乾きも早いです。 ただし、干したあと、たたむ手間がかかるのと、股の間に単純にあてるため、 あて方によってはずれたりもするので気をつけましょう。 生地は、浴衣を壊した生地やさらし(お産のときに使ったものを再利用しても)、ドビー織り、ガーゼ生地などがあります。

A三角おむつ
最初から三角に形を作ってしまう場合と、輪に縫ってあるおむつの両端を折り、三角にして使う場合もあります。 三角の形をしたおむつは輪になったおむつとあまり変わりませんが、動きが激しくなってくると、 輪になったおむつを単純に股の間にあてるよりは漏れが少なくなります。 ただし、股関節脱臼などの可能性がある場合は、股おむつ(輪のおむつや成形おむつ)にした方がいいでしょう。。

B成形おむつ
おしりにすぐにあてられるよう、形を整えてあるおむつです。 洗っておけば、たたむ手間もなくあてるのも簡単なため、夜間などは大変便利です。 ただし、洗濯後、乾きが遅い場合が多いです。 また大きさによりサイズがあるので、成長ごとに買い換える必要があります。 (輪のおむつや三角おむつはたたみ方をかえれば買い換える必要はありません。)

C一体型おむつ
おむつとおむつカバーが一体になったおむつで、紙おむつのように簡単に取り外しができます。

男の子・女の子のおむつがえの仕方

@おむつがえの準備
布おむつ・おしりふき・ティッシュ・ベビーオイル・綿棒など、おむつがえの時に必要なものは、ひとまとめにしておくと手早くおむつがえが出来ます。 うんちのときは服や床、マットなどを汚さないためにベビーウェアのすそをまくり上げ、洗濯ばさみなどで止めておくと赤ちゃんが動いても安心です。

Aおむつをたたむ
新生児のうちは1枚、成長し、おしっこの量が多くなってきたら、2枚に増やしましょう。男の子と女の子では折り方が違うので、気をつけましょう。

男の子の場合

おしっこが集中しやすい前側が厚くなるように折ります。おむつを縦半分に折り、さらに半分の長さになるよう2つに折ります。 男の子は前側を2重に折ります。

女の子の場合

おしっこが集中しやすい後ろ側が厚くなるように折ります。おむつを縦半分に折り、さらに半分の長さになるよう2つに折ります。 女の子は後ろ側を2重に折ります。


Bおむつをあける
両脚がVの字になるように足首をつかみ持ち上げます。 うんちなどでおしりをふくときなど、もっとおしりを高くあげたいときは、 足首ではなくふくらはぎの部分を持つと楽に上げられます。 片足だけ持ってしまうと、下になった方の足に力が入り過ぎて、脱臼する危険があります。 また、高く上げようとして両足のひざがピンと伸びるほど強く引っ張るのも脱臼の危険がありますので、気をつけましょう。

Cおしりをふく
まず、おむつのきれいな部分で軽くうんちを拭き取ります。その後おしりふきなどで、おしりの穴あたりをしっかり落とします。 拭き取りが不十分だったり、強くこすりすぎると肌がかぶれる原因にもなりますので、優しくしっかり拭きましょう。 ゆるゆるうんちは、足のくびれにまで入り込みますので、しっかりと拭きましょう。

男の子の場合

おちんちんの周りにうんちが隠れている場合もありますので気をつけましょう。

デリケートな部分なので、そっと拭きましょう。また陰のうの裏にも、うんちのかけらがこびりついていることがあります。 肛門に近い場所なので丁寧に拭きます。陰のうは強く引っ張らないで下さい。
女の子の場合

おしりは前から後ろにふくのが基本です。 逆に拭くと、尿道に雑菌が入ることもありますので、必ず前から後ろに拭きましょう。


D新しいおむつをあてる
おむつを手前に広げ、ギャザーを伸ばすようにしておむつを当てます。おへそが隠れないようにしましょう。

男の子の場合

男の子はおむつの前側が厚くなるように、おちんちんを下向きにしておかないと、おしっこが上に流れてしまいます。手のひらで包むように優しく押さえて下さい。

新生児の場合

おへそがジクジクしているうちは、おむつのへりがおへそに当たらないようにおむつをずらしましょう。

女の子の場合

女の子は後ろ側が厚くなるように折り、おむつを当てます。


Eおむつを止める
またの部分がゴワゴワになったり、足の動きを妨げることがないように、またに自然なギャザーがよるようにします。おむつの上からカバーを当て、左右対称になっているかどうか確かめ、おむつのはみ出した部分を中に入れます。背中はぴったり、おなかにはママの指が2本入るくらいの余裕があるかどうか確かめて完成です。

Fおしりがかぶれたら かぶれている間は、洗面器にお湯をくんでおしりを洗う「座浴」をしましょう。 おしりをこすらず、汚れをきれいに落とせます。下痢のときも「座浴」がおすすめです。 おむつカバーからはみ出していないか、確認します。はみ出していたら、カバーの中に折り込みます。

おむつがえのタイミング

 布おむつは、こまめに交換することが大切です。新生児の内は30分に1回はおしっこやうんちをします。 成長とともにおしっこやうんちの回数は減ってきますが、授乳の前後、1時間に1回は様子を見てあげるとよいでしょう。 使い捨てのおむつライナーや布製のライナーと併用して使うことで、多少間隔をあけることができます。

布おむつの洗濯の仕方・干し方

@バケツにぬるま湯を入れる

 布おむつをつけこむバケツを用意します。 新生児のうちは,おしっこの度に少量のうんちがついてたりしますので、バケツはひとつでも大丈夫ですが、 赤ちゃんが成長するにつれて、おしっこだけのときが多くなってくるので、おしっこ用のバケツとうんち用のバケツがあると便利です。 バケツの中が2つに分かれているものだと場所を取らないので便利です。 バケツの中には洗剤、または重曹・おむつ用つけ置き洗剤などを適量入れておきます。

A布おむつをつけこむ

 おむつが汚れたらバケツにつけこみます。 おしっこの場合はそのままバケツに入れ、うんちの場合は、布おむつからある程度うんちを取り除き、トイレに流してからつけこみます。 長時間のつけおきは、生地をいためてしまうので控えましょう。 おむつカバーは、防水機能を長持ちさせるためにつけこまずにそのまま洗濯します。

B洗濯機で洗濯する

 おむつやライナーと他の洗濯ものを入れて、洗濯機に入れて洗濯します。気になる場合は、他の衣類と分けて洗ってください。 柔軟剤や漂白剤は吸収力を低下させますので、極力使用を控えます。

C乾かす

 しっかり乾かします。半乾きの状態が続くとカビが発生し、おむつかぶれの原因となります。消臭・殺菌効果があるお日様に当てて乾かすのが1番です。