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子ども・幼児・赤ちゃんの消化器の病気

腸重積症

腸重積症って?

 腸重積症とは、腸の一部が同じ腸の中にめくれ込んでしまい、腸閉塞を起こす病気です。 起しやすいのは生後3、4ヶ月〜1才くらい。 原因ははっきりとわかっていませんが、突発性のものはウイルスが関係しているようで風邪が治ったあとに起りやすいく、どちらかというと太めの赤ちゃんに多い傾向があります。 最初のサインは突然の不機嫌やぐずりなどで痛みが強いときには普段とは違う激しい泣き方をしたり、顔色が悪くなったりします。 いきなり吐くという症状で始まることもあります。 その後、こんどは血便が出ます。 最初のうちは粘膜と血液が便の表面についた状態ですが、次第にイチゴジャムのような真っ赤な便の変わります。 ほおっておくと重なった内側の腸に血液がいかず壊死を起してしまうので「おかしいな」と 感じたり赤ちゃんが泣き疲れてぐったりしているようなら急いで病院に行きましょう。

腸重積症のケア

 病院ではまず超音波やX線で腸閉塞の程度を確認します。 治療の基本は浣腸で、空気や薄いバリウムを肛門から腸内に入れ重なり合った腸内を元に戻します。 腸閉塞の程度にもよりますが、基本的には発症から24時間以内に浣腸を行えば大丈夫。 ほとんどは無事もとに戻り、わりと簡単に治った場合は翌々日から離乳食も普通に食べられます。 なかには原因が見当たらないのに、腸重積症を2〜3度繰り返すということもありますが、 1才を過ぎるとケロッとよくなってしまうことがあるので、しばらく様子を見ましょう。
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急性腸炎

急性腸炎って?

 風邪のウイルスや細菌が原因で胃や腸が炎症を起こす病気です。 ウイルスが原因となる胃腸炎ではロタウイルスが代表。 一方、細菌性腸炎(食中毒)の原因として多いのはサルモネラ菌・ビブリオ菌・ボツリヌス菌・キャンピロバクター菌・ブドウ球菌です。 主な症状は吐き気・下痢・嘔吐・発熱・頭痛などがあり、食べてから症状が現れるまでの時間は菌の種類によって違いますが、早いものだと4時間くらいで出てきます。
・サルモネラ菌は夏から初夏にかけて多く発生し、主な感染源は汚染された水や食べ物(特に鶏卵)です。
・ビブリオ菌は塩分を好むので、魚介類や塩漬け食品が主な感染源です。
・ボツリヌス菌はハムやソーセージ・缶詰め・密封食品などが感染源です。 下痢や嘔吐の他に、神経系がおかされるのが特徴で「頬や目の下がピクピクする」「声が出ない」「力が入らない」などの症状も出ます。
・キャンピロバクター菌は汚染された食品(特に鶏肉)やペットのふん・井戸水などが感染源。
・ブドウ球菌は魚介類・肉の加工品・折り詰め弁当の他、シュークリームなども感染源になります。

急性腸炎のケア

 色々な菌を紹介しましたが、いずれも予防策は「食品は加熱すること」「調理前には手を洗うこと」「調理器具は常に清潔にしておくこと」の3点です。 また、生ものやはちみつなどは赤ちゃんには与えないようにしましょう。 お家でのケアとしては水分補給を心掛け、おしりがただれないように座浴をさせるなどのケアを続けてあげましょう。
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幽門狭窄症

幽門狭窄症って?

 幽門とは胃の出口、十二指腸につながる部分。 ここの筋肉が厚くなり、ミルクなどの通りが悪くなる病気です。 正しくは「肥厚性幽門狭窄症」といいます。 症状が出てくるのは生後2〜3週間頃からです。 もともと赤ちゃんは吐きやすいものですが、幽門狭窄症の赤ちゃんの場合は一度嘔吐が始まるとだんだん強くなり、最初は1日1〜2回だったのが、4〜7日するとおっぱいのたびに噴水のようにピューッと吐くようになります。 この病気は先天的に幽門が厚い、ホルモンが関係しているなどといわれていますが、はっきりとした原因はわかっていません。 日本では1万人に5〜7人とも言われており、けして珍しい病気ではありません。

幽門狭窄症のケア

 噴水状の嘔吐があるときは1ヶ月健診を待たずに小児科を受診しましょう。 いまは手術するのが主流で、厚くなった筋層に切れ目を入れて開く方法で1週間ほどの入院ですみます。 手術後は早くから普通にミルクも飲めるようになりますし、退院する約1週間頃には必要なミルクの量も飲め、体重増加も普通になります。
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