赤ちゃん幼児の予防接種ガイドライン
赤ちゃんや幼児にとって予防接種は幼児期に重い病気にかかるのを防ぐための大切な物です。特に定期接種は、忘れず受けるようにしましょう。定期予防接種は時期がきめられており期間をすぎてしまうと無料が有料になります。
定期接種
BCG、ポリオ、DPT(三種混合ワクチン)、MR(麻疹・風疹二種混合ワクチン) 、日本脳炎ワクチン
・任意接種
水ぼうそう、おたふくかぜ、インフルエンザ
インフルエンザ
摂取時期:6ヶ月以降の全年齢対象
次の予防接種との間隔:1週間
費用:2,000〜5,000円
予防接種の注意事項
・予防接種後30分は急な副反応がおこる場合があります。 よく観察しましょう。
・注射した部位は清潔に保ちましょう。
・予防摂取当日は運動を避けましょう。
・熱がなく、体調がいいなら入浴はOK。 注射した跡はこすらないようにしましょう。
・予防接種後1ヶ月間は、抜歯、扁桃摘出、ヘルニア手術などは避けましょう。
予防接種の前に
・受ける予防接種の副作用、必要性を理解しましょう。
・わからない事は、予防接種前に、医師に聞いておきましょう。
・これまでにうけた予防接種でアレルギー反応や過去にけいれんを起こしたことがあるなど、基礎疾患がある場合は医師に伝えましょう。
・受ける前日は体を清潔にしておきましょう。
予防接種当日は…
・朝からこどもの状態を観察し、調子が悪いようなら医師に伝えましょう。
・こどもの体温を測り、平熱かどうか確かめて下さい。体調が悪い時は次回へ
・予防接種をうける場所へはこどもの普段の健康状態をよく知る保護者が同伴して下さい。
・予診票はくわしく記入しましょう。
・母子手帳を忘れずに。
1才までにうける予防接種
- BCG
- DTP/三種混合ワクチン
- ポリオワクチン
BCG,ポリオから始めましょう。
BCG
結核の予防
摂取時期:3ヶ月以上6ヶ月未満
次の予防接種との間隔:4週間
費用:無料
DTP/三種混合ワクチン
ジフテリア、百日ぜき、破傷風の予防
摂取時期:3ヶ月以上90ヶ月未満
T期は3週から8週の間隔で3回接種、概ね1年後に追加接種を1回。
U期は小学校6年生にジフテリアと破傷風の二種混合(DT)を1回接種。
次の予防接種との間隔:1週間
費用:無料
ポリオワクチン
小児まひの予防
摂取時期:3ヶ月以上90ヶ月未満
次の予防接種との間隔:4週間
費用:無料
1才以降の予防接種
- MR/麻疹・風疹混合ワクチン
- 水痘ワクチン
- おたふくかぜワクチン
1才になったらすぐ麻疹、 風疹から摂取。
麻疹ワクチン
摂取時期: 12ヶ月以上
次の予防接種との間隔:
費用:無料
風疹ワクチン
摂取時期:12ヶ月以上
次の予防接種との間隔:
費用:無料
MR/麻疹・風疹混合ワクチン
麻疹、風疹の予防
摂取時期:12ヶ月以上24ヶ月未満 U期は5歳以上7歳未満
次の予防接種との間隔:4週間
費用:無料
水痘ワクチン
水ぼうそうの予防
摂取時期:1歳以降
次の予防接種との間隔:4週間
費用:5,000〜7,000円
おたふくかぜワクチン
おたふくかぜの予防
摂取時期:1歳以降
次の予防接種との間隔:4週間
費用:3,000〜5,000円
3才以降の予防接種
- 日本脳炎ワクチン
日本脳炎ワクチン
・摂取時期
T期生後12ヶ月から90ヶ月未満(標準として3歳) 初回接種後おおむね1年後(標準として4歳)
U期9歳以上13歳未満の者(標準として9歳)
次の予防接種との間隔:1週間
費用:無料